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マッサージされている男性

あんまマッサージ・指圧師の資格と難易度

お客さんにマッサージや鍼などを行う仕事

あんまマッサージ指圧師は、お客さんにマッサージや鍼などを行う仕事です。
人は仕事をしたり日々の生活をしたりしていると、体に疲れを感じることがあります。
このときは体に凝りが生じていることが多く、マッサージなどをしてもらうことで体を健康に保ちやすくなります。

あんまマッサージ指圧師は、こうしたマッサージをお客さんに行います。
マッサージ店や鍼などを行うお店、サロンなどで勤務して、来店するお客様に施術を行います。

あんまマッサージ指圧師は国家資格となっており、試験を受けて合格する必要があります。
そのためしっかりと勉強する必要がありますが、資格を取得したあとは専門的な技術を持ったマッサージ師として活動することができます。
経験を積めばより技術を高めることができ、高収入を狙いやすくなります。

あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格する必要がある

あんまマッサージ指圧師になるために受ける国家試験は、あん摩マッサージ指圧師国家試験という試験です。
試験は12の科目に分かれており、それぞれを受ける必要があります。
点数は150点が満点ですが、そのうちの90点を取ることができると受かります。
これは満点の6割のため、比較的合格を狙いやすいといえます。

実際、あん摩マッサージ指圧師国家試験の試験を受けた人は平成26年に約1,800人で、合格率は約86%となっています。
また、平成26年に限らず、近年のあん摩マッサージ指圧師国家試験の合格率は85%ほどを推移しています。
つまりあん摩マッサージ指圧師国家試験は、比較的合格しやすい試験といえます。

ただしあん摩マッサージ指圧師国家試験は、試験を受けさえすれば合格できるわけではありません。
試験では難しい問題は出題されないものの、きちんと基本的なことを理解しておく必要があります。
試験を受ける前には勉強が必要なので、油断しないようにしましょう。

もし試験に落ちてしまった場合は、次の年度にもう1度受けることができます。
つまり再チャレンジをする際は1年後になるため、気を付けましょう。

資格取得の勉強は専門学校で

あんまマッサージ指圧師の勉強をするためには、専門学校へ通って勉強するのが一般的です。
ただ、あんまマッサージ指圧師の専門学校は比較的少なく、全国に20ほどしかありません。
また、あんまマッサージ指圧師の資格を取得したい人は比較的いるため、専門学校の中には入学試験を設けていることもあります。

医学には西洋医学と東洋医学があり、あんまマッサージ指圧師は東洋医学をベースとしています。
東洋医学は現在注目が高まっており、これからも人気は続くと考えられます。
あんまマッサージ指圧師も、需要は安定しているといえるでしょう。