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理学療法士って何?

理学療法士の資格を取得するには、どうしたらいいのでしょう。そもそも、皆さんは「理学療法士がどんな仕事をする職業なのか」について、ご存知でしょうか。

理学療法士は、意外にたくさんのところでその資格の名称を聞く仕事なのですが、それがどんな仕事内容なのかについては、あまり知られていません。実は、理学療法士という仕事は「病院において、非常に重要な仕事」であり、また多くのところで求められる仕事です。ここで、理学療法士の仕事内容について、みていきたいと思います。

リハビリをする資格です

病気や怪我した時に、必要になるものに「リハビリ」があります。病気や怪我をしてしまった場合、身体の機能が落ちてしまう可能性がありますので、その後は身体の機能を維持するための「リハビリ」をしなければなりません。

しかし、このリハビリというのは、きちんと身体の機能のことを知っている人でなければすることができません。ただやみくもに身体を動かすだけでは、リハビリにならないからです。

病気や怪我で身体に障害を負ってしまった場合、身体に残された機能を最大限に生かしていきていかなければなりません。その「身体の機能を最大限に生かすために、リハビリの方法を考える」というのが、理学療法士の仕事なのです。

理学療法士の仕事内容

理学療法士の仕事内容に関しては、「運動療法」「物理療法」「日常生活活動訓練」などのものがあります。この中には、身体を温めることで機能の回復をしていく方法などもあり、身体の機能を上手に維持することができるような工夫が必要になります。

その人に対し、どういったリハビリを行っていくのか、それを考えるのが理学療法士です。同じ名前の病気や怪我であっても、症状は人によって異なりますし、困っていることにも大きな違いがあるでしょう。だから、その人にあったリハビリのプログラムを考え、提供することが必要なのではないでしょうか。

理学療法士の仕事というのは、そういう大切なことをしていくもの。厳密に言えば人の命を救う仕事ではありませんが、やっていることは「人を救うことそのもの」と考えることはできないでしょうか。だからこそ、多くの人がこの資格取得を目指し、努力をしていくのだと思います。

理学療法士は、ある意味「怪我や病気をした人の一生を決める職業」になりますので、本当にオススメ。もちろん、大事な仕事であるだけに難しさはありますが、それでも非常にやりがいがある仕事だと思います。