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登録販売者の資格と難易度

登録販売者は医薬品販売に関する資格

登録販売者とは、医薬品販売の資格です。
街中にあるドラッグストアや薬局では医薬品が販売されていますが、これは登録販売者の資格を持った人がいるために販売することができます。
医薬品は第1~3類まで分かれており、ドラッグストアなどで販売できるのは第2類と3類の医薬品です。
第1類はより効果の高い医薬品で、調剤薬局などでしか販売できません。
第2、第3類の医薬品は全体の医薬品の約90%を占めており、登録販売者の資格を取得すると、幅広い医薬品を販売できるようになるのです。

現在、ドラッグストアはさまざまな地域で営業されています。
これに合わせて、登録販売者の資格を持つ人の需要も高まっています。
また、最近ではコンビニでも第2、第3類の医薬品販売が少しずつ広まっており、新たな市場になることが予想されます。
この場合、さらに登録販売者の資格保有者が必要となります。

このように登録販売者は、時代にマッチした資格といえます。
持っていると有利になるため、取得を検討するのも良いでしょう。

登録販売者の資格取得にかかる期間は、最短ひと月半ほど

需要のある登録販売者の資格ですが、実は資格取得までのハードルは、それほど高くありません。
国家資格などは資格取得までに大学や専門学校で学ぶ必要があり、3年や4年の期間がかかります。

これに対して登録販売者の場合、通信講座で資格取得のための勉強をすることができます。
そのため比較的短期間で、勉強しやすくなっています。

一般的な登録販売者の通信講座では、受講者の学習ペースに合わせて1ヶ月半や3ヶ月、6ヶ月ほどでカリキュラムを修了できることが多いです。
専門学校や大学に通う場合に比べると、非常に短期間で勉強を終えることができます。

学習を終えると資格の試験を受けることになりますが、都道府県によって試験日が異なります。
自分の地域で開催される試験の日程を確認しましょう。
試験を受験してから合格発表までには1ヶ月ほどの時間がかかります。
合格率は40%ほどのため、しっかりと対策の勉強をする必要があります。

また、登録販売者の資格取得のために必要な経験などは、特にありません。
誰でも通信講座などで勉強して試験に合格すれば、登録販売者の資格保有者として仕事をすることができます。
2015年までは受験に実務経験が必要だったものの、2015年4月に内容が改定され、実務経験なしでも試験を受けられるようになりました。

資格取得後は薬局などで勤務。店長になれる可能性も

登録販売者の資格を取得したら、ドラッグストアなどで働けるようになります。
学んだ知識を活かして、存分に力を発揮しましょう。
また、登録販売者の資格を取得して実務経験を積むと、お店の店長になれる可能性もあります。
店長になるとさらにやりがいも増し、登録販売者の魅力をさらに実感できるはずです。

店長になるには荷が重い、時間は自由に働きたい…と考えている場合働き方として派遣も視野にいれましょう。専門求人サイトであれば、豊富な求人情報から、保持する資格を活かした就職先が見つかるはずです。
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