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獣医師の資格と難易度

獣医師は動物の健康を守る仕事

獣医師は動物の怪我や病気を治療する仕事です。
人だけでなく動物も、怪我や病気をすることはあります。
獣医師はこうした動物を治療する役割を担います。

最近はペットを飼う人が増えており、ペットの体調が悪くなって獣医師を訪ねる人が増えています。
飼い主にとってペットはかけがえのない存在であり、獣医師は動物だけでなく飼い主にとっても助かる存在なのです。
獣医師が勤務するのは主に動物病院で、獣医の一人として勤務することもあれば、自分で動物病院を開業することもあります。
動物が好きなら、獣医を目指してみるのはおすすめです。

獣医師はなるための難易度が高め

獣医師になるための一般的な道は、「大学の獣医学部へ進学すること」です。
大学のさまざまな学部の中でも、医学部は非常にハードルが高い学部として知られています。
獣医学部は医学部ほどではないにしても、医学部に近い難易度となっています。
人によっては「東京大学に入るのと、ほぼ同レベルの受験対策が必要」という人もいるくらいの難しさなので、しっかりと決意を固めて入試対策をする必要があります。

獣医学部を設けている大学は、全国にあまり多くありません。
有名な大学としては、北海道大学や東京大学、大阪府立大学や岐阜大学などがあります。
こうした大学の中には比較的入学しやすい大学もあるため、自分の学力に合わせて考えると良いでしょう。

大学は国公立と私立がありますが、獣医学部は入学後の費用もたくさんかかります。
国公立大学であれば比較的学費を抑えやすいですが、私立大学の場合は卒業までに1,000万円近くかかることもあるため、両親とも相談する必要があります。

また、獣医学部に入学する方法として、一般受験以外に「推薦入試」で入学することもできます。
推薦入試であれば学校からの推薦があるため、難易度は下がります。
ただ、その分だけ学校で高い成績を取る必要があります。
獣医学部の推薦を受けるためには、高校でトップレベルの成績を取らなければいけないため、定期テストや課題をしっかりとこなすことが大切です。

大学に入学できれば、国家試験は合格しやすい

獣医学部に入るのは非常に狭き門ですが、入学すれば獣医師になれる可能性は高いです。
獣医学部に入学したら勉強をこなして単位を取得し、卒業前に国家試験を受ける必要があります。
大学では国家試験に必要な内容をひと通り学ぶことができるため、復習をして受験すれば、国家試験には十分合格できます。
あまりにも対策をしていないと落ちてしまいますが、だいたい80%ほどの合格率があるため、ハードルは低めです。
獣医学部に入ったら、まずは日々の勉強を頑張ると良いでしょう。

獣医師になるためには、以上のような流れで資格を取得します。
ぜひ目標をもって頑張ってください。